歯科治療はここまで進化した!その治療法とは

変わりつつある日本の歯科医療

歯周病の予防

超高齢社会といわれる日本ですが、日本人の歯の残存本数は80歳で平均約7本です。先進国でいちばん多いのはスウェーデンで約20本、アメリカでは約16本ですから、だいぶ差がある事が分かります。
また、砂糖の摂取は世界でも多いわけではありませんが、歯科疾患のある人数は先進国の中でトップです。歯の健康は全身の健康と言われ、健康寿命の延伸のためには不可欠ですがどこに原因があるのでしょう。日本と欧米の大きな違いは「フッ素」と「予防歯科」にあると言えます。
歯科先進国のスウェーデンでは、定期的に歯科医に通院する割合はほぼ100%なのに対し、日本では6%という比較があります。
日本では長い間、歯医者は虫歯になったら行くものだというのが常識でした。現在は見直され、幼稚園や学校での歯磨き指導やフッ素の塗布などの保険事業も充実し、子供の虫歯はこの20年で半分ほどに減ったと言われています。それでもまだまだ予防歯科が浸透しているとは言い難い状況です。
原因として、予防歯科が保険点数に入らないこともあり、歯科医が積極的に取り入れてこなかったという背景があるようです。
しかし最近は歯科医の意識も変わってきており、予防歯科に力を入れる歯科医が多くなってきました。
「かかりつけ歯科医」に定期的に通い、唾液の検査や生活習慣のヒアリングを行い、歯石の除去をするといういわゆる歯のメンテナンスを年に数回定期的に行うことで、虫歯や歯周病を予防します。それが、歯の健康、全身の健康寿命を延ばす事につながってくるのです。