変わりつつある日本の歯科医療

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歯科でも再生医療ができる?

歯科の保険治療

歯科の保険治療は、方法や材料に制限があり、前歯は保険適用外となることから、耐久性と審美性に欠けるのが問題点でした。でも、保険で銀歯しか入れられないというのは昔の話で、今はハイブリッドレジンという素材を使い、白い歯を入れられるようになっています。歯科用プラスチックにセラミックを混ぜたものです。
審美性としてはセラミックが最良と言われていますが、保険適用できるハイブリッドレジンは、自然歯の硬さに近いので、嚙合わせる歯に与えるダメージが、セラミックより少なくて済むというメリットがあります。ただ、長期的には、変色の可能性があることと、プラスチックのため傷つきやすく、傷がプラークの温床となりやすいというデメリットもあります。

歯科の先端技術の再生医療

歯科の分野でも再生医療は研究され、進化しています。自身の幹細胞を移植し、培養することで歯周病などで失われた歯槽骨などを再生する手術がすでに成功しています。骨が無い、もしくは足りないという理由でインプラント治療が行えないなどのケースに期待できます。自身の細胞を利用するため、副作用が少なく、安全です。
また、乳歯や、治療の際抜歯された歯髄幹細胞を用いる再生医療は歯だけでなく、骨や脂肪、神経などに再生することができることが分かっており、研究が進んでいます。
このように、歯科医療の進歩は著しく進んでいますが、私たちが日常的に自身の歯の健康を気づかい、定期的なメンテナンスを忘れないことが、ひとりひとりの生涯の健康のために最も大切なことだと分かります。


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